小さなカフェを開業した49代のあなたに伝えたいクーポンの話

今日はクーポンのことについて書こうと思います。

広告につけたり、新規でいらしたお客様に対して、クーポンをお渡ししてリピートにつなげようとすることは多いと思います。

私もそうでした。

新規集客が大切と思っていたので、大幅な割引のチラシを作って集客し、そのお客様にアンケートと称して住所をお伺いし、割引券付きのサンキューレターやニュースレターを送ったりしました。

その当時チラシだけで100名近く集客したので、はがき代やニュースレターの印刷代、郵送料もかかっていました。

でも、せっかくご来店いただいたきっかけを無駄にしたくないと思っていましたし、お店も一生懸命作っていましたから、知っていただきさえすれば来てもらえるという変な思い込み(思い上がりです)もありました。

でもその時いらしてくださったお客様で今も来られている方はほとんどいません。

 

人は「用事」「必要」がなければ来店しません。
「痛い」とか「しんどい」とか緊急の用事があればすぐに病院に行くのに、定期検診はのびのびになるのと似ています。

「クーポンがあるからお得にご飯が食べれる」という目的でお客様がいらっしゃっただけで、店に対してそれ以上の意義を見いだせてもらえなかったということです。

(これは、チラシがだめということかいうこととはちょっと違います。その話はまた後日書きますね)

 

クーポンでたくさんのお客さまを呼んで、値引き目当てで来店され、何度かはクーポンで来店されても、基本的にそのお店の中身を好きになっていなければいつかは途切れてしまいます。

それまでに生じたチラシの印刷、ニュースレターを作る費用、ポスティング代、値引きすることで発生する逸失利益。

何よりもあなたの手間。

いつまでクーポンを渡しますか?

そのお客様がクーポンなしでもいらしてくださるのは何度めでしょうか?

そのクーポンの割引率は何%ですか?それっていったいいくらになりますか?200円ですか?300円ですか?

たった何百円のクーポンがあるから来る、無ければ来ないというお客様は大切ですか?

 

私はリピート獲得のためのクーポン発行をやめました。

新規集客、リピート集客のためにクーポンを発行すること自体はよくあります。それでうまく行っているお店も多いでしょう。

でも、飲食店全部にそれが当てはまるとは限りません。

 

私のお店のように、「おひとりさま」が中心でふらりと来られるようなお店は、新規集客の際のクーポンは必要ですが、リピートのためのクーポンはそれほど必要でないと考えています。

クーポンがあってもなくても気に入れば来られます。

逆にクーポン発行中にお客様が多くなり、雰囲気が壊れることがあると、そちらから失客することがあります。

自分の店がクーポンが必要なのかそうでないのか。

クーポンに変わるお客様との絆を深めるものは何なのか。

大箱で動いている他店と同じことをするのは金銭的にも、時間的にも無理が来ます。

小さいカフェには小さいカフェならではの集客方法があり、それはお店毎に違うはずです。

お客様のことを知ろうとしない限りは見えてきません。

 

ちなみに私が今発行しているクーポンは、ほとんどが今すでに来ていただいているお客様に対する感謝とえこひいきの証、他のお客様をご紹介いただいたお礼にお渡ししています。

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