3年程前から続けている音声配信。
時々過去の内容を聞き返すことがあり、とある回の放送を聞きました。
その回では、とあるお客様からお店のダメ出しをされて、ちょっとカチンときて凹んだけれど、よくよく考えてみるとそれも一理もあるから、あんまりカチカチこないでそのお客様のダメ出しをちゃんと受け入れて次に繋げようという話をしていました。
音声で配信するぐらいだから、おそらく言われた当日はイライラしたのだと思うし、凹んで少し眠れなくなったとも言ってたので、自分の心に相当グサリと刺さっていたはずなのです。
でも私はその配信をずっと聞いていて、それがどのお客様のことを言っていて、どう言われたことに対してだったのか全然思い出せなくて、最終的にそれを思い出したのはラスト2分でした。
人は忘れることで生きていけると言われているので、傷ついたことでも日にちが立てば忘れるいうのはよくあると思います。
それを自分のお店のことに当てはめた時、お客様にお店のことをずっと覚えていて欲しい、気にしていて欲しいと思うのは、自分が忘れてしまうことを棚に上げていないかとハッとしました。
お店のことを知って欲しいと配るチラシも、ここは一回配ったからもう大丈夫だろう
お店の営業時間が変更になったり営業日とか休業日が急に変わったりした時の告知も、1、2回したらとりあえずその自分の SNS をフォローしてくれる人には伝わっているだろうから大丈夫だろう
なんて、自分は忘れるくせにお客様にはずっと覚えていて欲しいし、覚えているものだろうと思い込みがちです。
冒頭の凹んだ話ですが、ほぼ忘れてはいたものの、最後の2分ぐらいには思い出したということは、お客様も忘れてはいるけれどなにかのきっかけで、店が配信したことや伝えたことを思い出してくださるのではないかと思います。
集客というのは、忘れていると言いながらお客様の心の片隅にちょっとだけ残っている自分の店の情報を引き出すような努力。
そして、お客様が覚えてくれていないと嘆くのではく、忘れてしまっていたことも一緒に楽しめる関係性が作って行けると、お客様との距離もずっと縮むはずです。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
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