あなたのお店のコーヒーは一杯いくらですか?
もしくは今から開業される方をはいくらにしようと思っていますか?
目次
私のお店のコーヒー、開業当初は450円でした
私のお店はオープン当初はコーヒー一杯450円でした。
拘って作ってもらったブレンド、しかもスペシャリテイコーヒー100%。
スペシャリティがワンコイン以下で飲めるコスパの良さを打ち出そうとしていました。
でも言われた言葉は
「まあまあ高いね」
「どこも300円位で飲める」
「今時コンビニでも美味しくて100円」
知らない人に「説明」しても価値はなかなか伝わらない
スペシャリティコーヒーが何かも分からない方にいくらその価値を説明しても「へぇ~」って感じでなかなか分かってもらえないし、価値が分からないのだからコスパも伝わりませんでした。
むしろ価格を下げるのは、商品の価値を自ら下げているし、それはひいてはロースターさんや生産者さんに失礼と考えるようになりました。
その頃は耳の痛いお客様の中にも少しずつ、「あそこのコーヒーは美味しいよ」とお褒めいただくことも多くなり(豆が良いのである意味当たり前なのですが(笑))ました。
そして「高い」と言いながら毎回飲みに来られる方もいらっしゃったので、思い切って500円に値上げしてみました。
店のコーヒーを「高い」というお客様も、500円になってもやっぱり来られて「高いな」とおっしゃられました(笑)
なんとなく大切なことに気づいてきました。
いちばん大事なのは自分の色
値上げにあたり、とあるお客様に相談してみました。
返ってきた答えは
「1000円にしたっていい、自分の色をきちんと出せば」
自分の色が何色か、その時は分からなかったけど、自分にしか出せない色、つまり付加価値が必要ということは理解できました。
一杯1,000円のコーヒー
今私は月に一回交流会を主催しています。
参加費は1000円でワンドリンクがつきます。
8割の方がリピーターです。
私のコーヒーは1000円になりました。
いや、私自身も交流会に参加することで、知らなかったことや、人の話を聞く姿勢も学ぶことができて、手にする1000円以上の価値をいただいています。
交流会を開催してみて「私の色」も少し見えてきました。
メニューは「敬意」の代名詞
目指すは交流会でなくても一杯1000円のコーヒーを出せる街中の小さなカフェです。
40代は人生も折り返し、いろんな経験を積み上げて来られている年齢です。
そんな40代が提供するメニューの価格は「敬意」の代名詞でもあります。
あなたのコーヒーも1000円の価値があるはずです。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
カフェ開業や経営に関する悩みお聞きし、解決します ワンオペで8年間経営してきた店主が起業経営のお悩み聞きます
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