自慢ではないですが(この時点で自慢なのか(笑))私のお店は「おしゃれ」とか「可愛い」とか「美味しい」とかお褒めの言葉をいただくことは多いです。(ホンマ、自慢ではないよ、しつこいけど(笑))
ホームページをほめていただいたこともあります。
ありがたいことです。
目次
「口コミ」を集めるためにやってしまった失敗
なので、営業を頑張れば、お客様は心地よく過ごすことができて、それが口コミになって広がればきっと他の方も来てくださると思っていました。
「口コミくれたら〇%びき」とか「クーポンプレゼント」とか「コーヒープレゼント」とかで何とか口コミを集めようとしました。
集まった口コミはどれも誉め言葉でいっぱいでした。
割引やプレゼントをして口コミを書いてもらうことは、いわばお金を払って口コミを書いていただくようなものです。
だから正直殆どの方が悪いことはあまり書きません。
これだけ書くとさほど失敗には聞こえないですよね(笑)
でも、割引をしてまで書いていただいた口コミでいらっしゃるお客様が、何を求めて店にいらしていたのか、気づいたときにはお店の経営状態は相当悪くなっていました。
褒め言葉に隠された「毒」
あなたは自分とあまり価値観が合わない人や、ソリが合わない人と友達になりますか?
お友達と話をしていて、大体のことが「あ、分かるぅー!」ってなっていませんか?
良いものを良いと思う気持ちは価値観の同じ人にしか伝わりません。
ある口コミをみて「いいな」と感じる人は、書いた方と感覚や価値観が似ている人です。万人にではありません。
どんなに良い誉め言葉を書いてくださっていても、望まないお客様が書いたものだと、望まないお客様にしか伝わりません。
私のお店はオープンから3年間、殆どの日がランチタイムは満席になりました(回転はしないけど)。
それは「口コミ」のおかげだと思っています。
「雰囲気が良くてリーズナブル、久しぶりに友人とあってゆっくりおしゃべりできました」
数をこなさないと利益が上がらない店の体質に限界を感じて値上げをした途端、お客様の数が減り始めました。
口コミはお客様は好意で書いてくださってるんです。
悲しいことですよね。
でもそれは「誉め言葉に隠された毒」です。
口コミをお願いするときに大切なこと、そして口コミよりもっと大切なこと
私は、口コミは「お店にとって必要なお客様(いわゆるターゲット層)」が書かれたものであるかが大切」ということを学びました。
今は私は、複数でいらっしゃるお客様には口コミをお願いしていません。
というより、口コミそのものをお願いするまでに、きちんとお客様との距離を縮めることを優先しています。
その上でマイナスな言葉が書かれていたり、口コミサイトなどで店側の思いとは別のところで厳しいお言葉をいただいたたりしたら、きちんとお返事を差し上げて不行届きを謝罪しています。
だって、私は「おひとりさまでゆっくりしたい方」にお店を利用していただきたいから。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
カフェ開業や経営に関する悩みお聞きし、解決します ワンオペで8年間経営してきた店主が起業経営のお悩み聞きます
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