先日、千葉県にある「日本一高いだんごやさん」と一緒にやっている Facebook ライブで本についての話をしました。
なぜ本についての話をしたかと言うと、一つは読書の秋というちょうど季節に合ったネタだったこと、もう一つは自分の経験、失敗・反省も踏まえてこれからカフェを開業したい四十代五十代の方にお伝えしたいことがあったからです。
目次
拘りが強くて頭がガチガチ??
四十代五十代の開業希望者の方は、最近になって急に「お店をやりたい」と思いついたというよりは、何年もやりたいと気持ちを温めて来た方の方が多いように思います。
思いが強いからこそ拘りがあり、「こうやりたい」と言う、ある意味頑固な部分があるのではとも思います。
拘りや頑固さは開業後の強さにも繋がるとは思いますが、逆に言うと人の話が聞けないくらい頭が凝り固まってしまっているということもあるのです。
自分の人生、自分の生き方の集大成として開業を選んでいる方も多く、でもその割に開業前に読んでいるのは、いわゆる「カフェの開き方」系の本ばかりで、自分の人生をどう考えるかという本は読んでいないことの方が多いのです。
そういう私も実は同じでいわゆる「開業本」と言われるものばかりを5冊も6冊も読んで、机上で上手く行くシュミレーションばかりしていました。
今になって他の本を色々読んでみて、「あ、これもっと開業前に読んでおくべきだったな」と思うことがたくさんあります。
ガチガチになった頭をほぐしてくれて、新しい気づきを与えてくれるのです。
「本を読む時間」は作らないとできない
若い時は仕事を頑張り、結婚したら家事と両立し、子供ができたら子育てをして、その間も仕事も続け、自分の時間がない、取れない方は多いですよね。
それにプラスしてカフェを開業するともっと自分の時間は取りにくくなります。
カフェの経営・カフェの仕事は、お客さんの立場で見る時と中に入って「やる側」になった時とでは180度違いますしね。
私も慣れていなくて要領が悪かったのもありますが、とてもじゃないけど本を読む時間なんて取れないし、そんな時間があったら早く寝たい!と思っていました。
でも、お店のやり方を考え直す際にとある勉強会に行き、無理やりにも本を読まないといけなくなったので、寝る時間を割いて読書を始めましたが、読むことの大切さが分るようになると、どうすれば読書の時間が取れるのかとういことをお店のやり方と共に考えるようになり、今はちょっとした隙間時間、お客様がいないアイドルタイムもそうですが、少しでも早く帰って10分でも20分でも読書の時間を作るようになりました。
忙しくて時間は取れないのではなく、取るための努力をしていなかったんだと気づきました。
「読書のための時間を作る」工夫=効率的な仕事をするということにも繋がり、そのことで読書のためではない時間も作れるようになり、自分の人生そのものもう少し豊かになってるような気がします。
そんなこともあって、Facebookライブではマーケティングやビジネス系の本のようなものをお勧めしました。
マーケティングを勉強している方にとっては「基本中のき」という本ばかりでしたが、読みやすい物から読んだほうが入りやすいし、何よりも知っているということと読んだことあるというのは違うかなと思ったのでご紹介をさせてただきました。
でも、本当はムック本でも漫画でも何でもいいと思うんです。
ライブの時もお話ししたのですが、少年漫画とか少女漫画などティーンエイジャーが読む本だったとしても、ティーンの時に感じることとは全然違う、いわゆる「人として」の生き方のようなものを大人になって読むと感じることができるので、何であれ書籍というものに触れることは素敵なことだと思います。
日本人のオトナの一日の平均勉強時間はわずか6分なのだそうです。
私はその6分さえも取れていなかったなと思って、それを取り返すような感じで本を読んでいます。
ビジネス本、マインドセットの本、行動習慣の本、哲学の本、仏教の本、終活の本(笑)
カフェオーナーになったその日から、お店にいると時も、休日もずっとお店のことばかり考えて、頭はフル回転。
そんな毎日の終わりに10分でも本を読むと(正直活字をぼーっと眺めているだけのこともありますが)少し落ち着いた気分で眠りにつくこともできます。
読書の秋ということで涼しくなってきました(むしろちょっともう寒いですね)。
昔読んだ本を本棚から取ってきて読むでも、本屋さんに足を運んで好きな本を見つけてみるでも良し、それぞれの読書の秋を楽しんでみてください。
あ、もちろん開業本も必要ですよ(笑)
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
カフェ開業や経営に関する悩みお聞きし、解決します ワンオペで8年間経営してきた店主が起業経営のお悩み聞きます
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