カフェの集客について考える〜本当に大切なこと

3年前、売り上げ不振に悩み、もやもやしているとき言われた言葉があります。

「内の仕事をするな」

「内の仕事」「外の仕事」

内の仕事というのは、来店してくださったお客様向けのお仕事。

調理、接客、お会計。

メニュー開発も含まれます。

 

外の仕事は、まだ来店されていない方に向けのお仕事。

認知、集客。再来店を促す販促。

「内の仕事」ばかりを頑張っていた私の失敗例

以前の私は、集客の一環で新メニューを頑張って作っていました。

それを写真に撮ってインスタに投稿して…

でも、仕事を持つ忙しい女性がターゲットの私のお店は良くても週一の来店が限度(休みのたびにうちに来れるほどお休みの日は暇じゃないですしね)。

だから来店時には「目先の変わった新しいもの」というよりも「安心して食べられるお気に入り」をオーダーされる方が多いです。

デザートもいろいろ選べるようにしても、結局お店一押しのシフォンケーキをオーダーされる。

「食べてみたいんだけどなあ。でもやっぱりいつもので」

よくお聞きする言葉です。

結局新メニュー開発に割く時間に見合ったリターンがありませんでした。

 

新メニューを作ろうと思ったら、材料費もかかります。

試作だって一発では決まらないですしね。

売り上げにならなければすべて経費倒れです。

そして一番の盲点は、あなたがこだわるその美味しさに、本当にお客様がこだわるかどうかです。

味覚は嗜好

2.「お休み」となると食べたくなる消費者心理

味覚は、嗜好です。

世の中には美味しいものがあふれかえっています。

だから美味しいものを出して当たり前、まずくて良いわけがありません。

 

でも行き過ぎたメニュー開発に時間を割いて、そのメニューのすばらしさを伝える行動が不足しているなら本末転倒。

だれかスタッフがメニューを作ってくれるとか、周知活動を代わりにやってくれるとかならいいけど一人ですべてをこなさなければならないあなたの時間は限られています。

季節感は大切ですが、メニューそのものを変えなくても、ちょっとした盛り付けや店内装飾を工夫することでも十分伝えることはできるはずです。

 

少なくとも今の時点で出しているメニューが美味しいと感じているなら、違うメニュー開発に時間を取るのではなく、外向けの仕事に時間を取らなければなりません。

桃のパフェや他にないかき氷を開発している時間はありません。

 

でも、とてもまじめで頑張り屋さんのあなた。

くれぐれも両方を追おうとして、睡眠を削ったり、お休みを減らして時間を作ることは絶対にやめてくださいね。

経営は長丁場。

あなたの体はひとつ。

優先順位があります。

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