私のお店では、今年の初めからお店ので窓の所にモニターを置いています。
自分の携帯とつないでお店の宣伝を流しています。
お店のコンセプトやカレンダー、テイクアウトのメニューやイベントの告知、私が応援してるお店さんの紹介など、「撒くチラシ」の代わりに「動くチラシ」というイメージで流しているのですが(簡易デジタルサイネージとでもいうのでしょうか)、先日あるお客様が
「こんなところにモニターあったっけ?」
と仰ったのです。
そのお客様は常連様で週に1回は必ずお店の方に来てくださるお客様。
お店の色んな事をご存知のはずなのに、しかもモニターを置きだしてからもうかれこれ半年は経つタイミングでそう仰ったのです。
他にも、お店が3人以上のお客様をご遠慮させていただいていたり、メニューが時間制で構成されているあることの掲示も入り口のすぐ近くに張り出していますが、「知らなかった」「見ていない」と店に入ってから仰る方がいらっしゃいます。
お店の半分シャッターを閉め、クローズの看板を出しているのに入ってこられるお客様もいらっしゃいます。
そういう事が頻繁にあるので、その度に私は「お客様と本当に何も見てらっしゃらないんだな」と思います。
これはお客様の悪口を言ってるわけではなく、自分がお客様の立場になったらきっと同じだろうし、お客様というのはそういうものなんだろうなと思うのです。
集客の施策を打つ時に、「これ以上やったらちょっとでしゃばりすぎてるかな」とか「くどいのでは」と思うぐらいにやっても全く足りていないものです。
それなら、お客様って見ないものだからやっても無駄なのか?となるかというと、決してそうではなく、みんなが見ていない中で見て頂き、来店していただけるお客様というのがいかに貴重で大切かということになります。
お店のことをご存知のお客様から「ミルダさんは色んなことやってるよね」と言われることがありますが、なぜかというと誰にも見られてないからです。
誰も見ていない中から自分の店のチラシや DM を記憶に留めてお店にいらしてくれる方とのご縁を大切にしたいと考えているからです。
そしてそれは結構快感なのでやめられないでいます(笑)
カフェ開業というはじめの一歩を踏み出し、告知や宣伝を始める方もたくさんいらっしゃると思いますが、そもそもお客様は見ていないし、反応がないことが当たり前なので、反応がないからと言って自分の施策がダメだとか思わないで欲しいです。
この施策が駄目だったら次に行こうくらいに切り替えて続けていると、誰も見ていない中で誰かがたった一人でそれを見ていて、あなたのビジネスにつながる最初のお客様として現れてくださる、それが本当のはじめの一歩です。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
カフェ開業や経営に関する悩みお聞きし、解決します ワンオペで8年間経営してきた店主が起業経営のお悩み聞きます
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