小さなカフェを開業したあなたへ伝えたい〜見える明日はフル無視

私のお店は2020年からお店の形を大きく変え、以前ほど年間通しての売上の高低差が激しいお店ではなくなりましたが、それでもある程度の曲線があり、それは毎年ほぼ同じ形を描きます。

1月から3月まで少しずつ上がり、4月5月は上昇の角度が少し上がり、6月になると少しずつ下がって来て8月が底。

9月に入るとまた上がりますが10月に一旦下がって、11月からまた上昇を始め、12月が一番売上が多い。

という形です。

 

「ニッパチはしんどい」と言われる通り、8月が一番しんどいっていうことになるのですが、以前の私は暑い中でもどうしたらお客様が来ていただけるかばかり考えてる時がありました。

でも、結果的に暑さや雨などの自然現象には叶わないという結果になり、そんなことで一喜一憂してるんだったらもっと他のことをやろうという気持ちに切り替えることにしました。

 

自分の行動を振り返ってみると、自分が真夏の暑いお休みの日に外に出ているのかと言われたら、

全然出てないんです。

家の中で引きこもってクーラーが当たってるところでゆっくりしてるんですよ。

で、デリバリーとか取っている(笑)

 

そんな状態を送っている自分が、いざ自分のお店にだけ夏でもお客さん来て欲しいって言うのはお門違いだよなとに思うようになったのです。

 

もう一つ。

お店にとって明日の営業がどうかは明日になるまで分かりませんが、イチお客さんの立場になると明日の行動はもう今日決まっていますよね。

今日この時点で明日の予定が決まってない人ってあまりいらっしゃらないんじゃないでしょうか?

明日のお店の売上が見えてないのは店主だけで、もう決まってるんです。

それを今から変えようなんて無理なので、だったらもっと先のことなら変えられるのではと思い始めました。

 

今は8月ですが、何をやってるかと言うともう9月10月、いや、年末のクリスマスやおせちのことも考えた「種まき」です。

種を撒く作業というのは地道で目立たない。

だから大半のお客様には見えない行動ですが、その見えない種まきの姿を見ている方っていうのが実はいらっしゃって、

それが「常連様」です。

 

だから店主の私がなんとなく素っ頓狂なことを始めたようでも、常連様からしたら「なんかまたお考えがあってやってることなんだろうから」って受け入れていただくんです。

本当にありがたいと思うし、 決して裏切れないとも思います。

 

明日に迫っていて変えられないような時間に頭を悩ませたり心を砕いたりするのであれば、未知の見えない明日に何ができるのかと思って、色んな種をちょこちょこ撒き続けていくと、どの種が実を結んだり花を咲かせるかわからないだけにきっとその方が楽しみな将来が見えてくるのではないでしょうか。

 

私はあれだけやらないと思っていたかき氷を来年からやってみようかなという気持ちになっています。

これは夏にお客様をたくさん呼びたい…ではなく、今来て頂いてるお客様のサービスの向上の一環としてやりたいなと考えてます。

鬼が笑うようなことを大真面目に考える毎日です。

 

昨日、お風呂に入ってたら何と虫の声がしました。

もう秋の虫?ちょっとギョッとしました。

でもよく考えたらもうお盆だし、お盆開けると海水浴も出来なくなりますよね。

秋の音が確実に遠くから聞こえてきているのかなと思うと、見えている明日に気が行っている暇というのはないですね。

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