40代でカフェ経営を始めたアナタに伝えたい〜価値の設定

2020年に突入したコロナ禍もようやく終りが見えてきましたね。

コロナ禍に入るほんの少し前、2020年の2月に私のお店は今の形(おひとりさまに向けての時間制のカフェ)にリスタートを切りました。

その時にある目標を無理やり立てました。

無理やりでも一回立てると思考がそっちの方に向かうので、今でもその目標は継続したままです。

その目標は何かと言うと、

営業時間が朝の11時から夜の9時、夜の営業中はアルコールも出していたお店の客単価

1600円

営業時間を12時から夕方6時までのほぼ半分にしながら客単価を

3000円(ほぼ倍)

にするというものです。

 

カフェという業態にしては何とも無謀な目標ではありますが、2021年の実績は2500円、現在は約2400円で推移をしています。

なぜそんな無謀な目標を立てたのかと言うと、もちろんせっかくリスタートを切るので目標を高く!というのもありましたが、大きく二つの理由があります。

一つは当時指示していたメンターの先生に、

「もし1000円の客単価を取りたかったら1500円分の価値のある商品を出せるように努力をしなさい」と言われたことです。

そして私はその先生の言葉を聞いて、

1000円の商品を売るために1500円の努力をするのなら、3000円の商品を出すために3500円分の努力をする方が努力のしがいがある

と思ったからです。

もう一つは同じ商品を出すのに「ランチは1500円が妥当だけれど、ディナーなら3000円」と食べる時間によって値段や価値が変わるっていうのにどうしても納得ができなかったからです。

ディナーがメインのお店で、ランチはロスカットのためにやっているというお店であれば経営的戦略としてあり得ますが、私のお店ではそうではありません。

「私のお店の価値」というものに向き合わなければならない、一般的な価格設定に因われている自分を変えたいと思ったからです。

 

カフェの一般的な価格になるように物を作ったらいいじゃないのっていう考えもあります、価格が先ではなく、原価設定が先とでもいうのでしょうか。

でも私は自分の大切な友達が自分の家に来た時にもてなすような、そんなものを出したいとお店を始めていたので、使ってる材料やかける手間というのを落とすという、マイナスの方向に行くことをしたくはありませんでした。

商品以前に思いをわかってくださるようなお客様との関係性をもう一度作り直しかったのです。

以前「Noと言わないお店を作りたい」というブログを書きましたが、それもこの想いの延長線上にあります。

 

時代は令和になり、コロナ禍とも別れ、いよいよ新しい時代の到来です。

私はこれからも自分への挑戦として、お客様への唯一無二の価値の提供として、決めた目標を実現できるよう努力します。

 

あなたは新しい時代にどんなお店をしたいですか?

まだまだブログ書いています(^^)

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