小さなカフェを開業したいアナタへ伝えたい〜カフェでなければダメな理由

今日、ある開業希望者の方がお店にお見えになりましたので、お話をさせていただきました。

結論から言うと、「カフェを開業したい」というその方の背中を押すということは、私には今の時点ではできませんでした。

現状を打破したい、自分らしい生き方、悔いのない生き方をしたいというその方の思いに、カフェを開業するということが必ずしも即していないような気がしたのです。

平たく言うと「カフェ」の開業じゃないとダメだという理由がちょっと分からなかったのです。

 

「カフェなんて難しいからやめたほうがいいって周りからは言われるんです」とその方は仰いましたが、仕事なんて、お勤めであろうがカフェ経営であろうが他の自営であろうが楽なことなんて一つもではないですよね。

楽ではないけれども好きでやっているのか、そんなに好きじゃないと思いながらやっているのかは、職業に対する感覚の大きな違いの一つです。

 

「どうしてもカフェじゃないとだめだ」って思ってやらないと、この先に必ずやってくる自分の今思っていること、理想と現実とのギャップに飲まれてしまいます。

逆にどうしてもカフェじゃないとダメだって思っている人は、カフェをやるということが好きと言う気持ちが、目の前の厳しさを乗り越える原動力になります。

 

「カフェなんて難しいからやめたほうがいい」という方の意見というのは、正直カフェをやってる私からするともっともだなと思うこともあって(笑)、拘束時間が長く利幅の少ないような業態をわざわざ選ぶ必要もないと思うし、接客がやりたいのだったらもっと飲食業でも違う業態のことをやればいいと思うので、カフェを選択するのはどうか?と思われる方はたくさんいらっしゃると思います。その数ほど、逆に開業希望者も多いのですが。

でも、本当にカフェをやりたいっていう方からしたら、そういう方達の意見はドリームキラー以外の何者でもない。

そのドリームキラーの言うことひとつ乗り越えだったらやらないほうがいい、その強さを今日来てくださった方からは感じることができなかったので、今の時点では背中が押せないなと思いました。

 

現状に甘えず自分の気持ちを常に見つめ直すのは素敵なことです。

本当にやりたいことが何か見つける、見極める為のトライアルは、若い世代だけではなく、私たちのような40代・50代の人にとっても必要なことだと思いますし、それを諦めているのもまた私達世代の方に多いのではないでしょうか。

やれない、できない理由を探すのではなく、やれる方向を模索し、その先にカフェでないと駄目だと思って開業したとしたら、その先のカフェオーナーとしての人生はきっと豊かなものになるはずです。

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