「始めの一歩」を踏み出された方の多くが、まずは「開業届」を提出されます。
晴れて個人事業主となり、同時にやらなければいけないこと。
「確定申告」
毎年2月から3月の間に前年度の収支について税務署に報告するのですが、1年分の収支をまとめるのって大変だし、めんどくさい。
なので、毎月こまめにやっておくほうが良いと思うのですが、「毎月収支を出す」ことは煩雑なことから逃れるためだけだけではありません。
目次
毎月収支を出しておいてほうがいい理由
無駄な経費削減に繋がりやすい
事業を始めると「売上」を上げるために色々な施策に取り組みますが、「売上」＝「利益」ではありません。
仕入れを始めとする必要経費がかかるのですが、実は「必要」だと思っていても後から振り返ると「必ずしもそのときに必要なわけではなかった支出」があることは多いです。
また、机上の計算で決めていた原価率にならないこともザラにあります。
経費を毎月把握することで利益に直結することは多いのです。
経費削減率１％でも年間通すと何万円もの利益ににつながることがあります。
キャッシュフローがつかみやすい
水物と言われる飲食業で、「今月は少ないのに支出が多い」ということはありませんか？
口座やお財布の中のお金は「その時に使えるお金」ではなく、収支計算から出された「使ってもいいお金」というのがあります。
材料を買いすぎてバックヤードに眠っていると見た目黒字でも使えるお金がない、これを「キャッシュフローが悪い」とも言います。
毎月の収支を出すことで、このように「あるはずのお金がない」という状態の理由を把握しておくことができますし、そのことが必要なものを必要な時期に買うという経費支出にも繋がり、結果的に健全な黒字を出すことができます。
でも個人事業でしかもワンオペで経営していたら時間がないですよね
とはいえ、
- 売上の管理（クレカやQR決済を使っているならその管理も）
- 口座や現金の把握
- レシートの管理
- 納品書や請求書の管理
など、収支決算に必要な作業は多く、それらを普段の営業や仕込み時間外に定期的にやっておくことは、頭ではわかっていても時間がないですよね。
ひとり飲食店のための会計サポートサービス始めました
私は49歳でカフェをオープンするまで約23年間会計職として務めていました。
某電気系ソフトウェア会社やゼネコンなどの大手企業から街の工務店、財団法人等様々な業種の会計に携わってきました。
カフェの開業にあたり、綿密な計算をした収支予測を立てた事業計画書を提出し、一発で融資が降りました。
一人ではじめるには多少大きい借り入れと、駅前の高めの家賃、コロナ禍での売上減少にも関わらず、こうやって小さなお店を続けられているのは、「毎月の収支」を翌月の早い段階で作り、分析していたからだと思っています。
このたび、その経験を生かして個人事業主の方の黒字化のお手伝いをさせていただくサポートサービス始めました。
- 証憑類は専用LINEで送っていただき、翌月中旬には収支計算書をお送りします。
- 収支計算書は一緒に分析する時間を作りキャッシュフローを確認します。
- 毎月積み重ねることで売上だけではなく経費の推移がわかり、売上アップや経費削減につなげていきます。
- 最終的にはご自身で記帳から決算まで無理なく一人でできるようにサポートさせていただきます。
私は一人で飲食店をやっており、飲食店の伝票類の多さ、煩雑さは十分わかっておりますので、そのような方のお手伝いができればと思っていますが、
それ以外の業種であっても
- 時間がない
- やり方がわからない
- 収支の見方がわからない
といった個人事業主の方のお役にも立てると考えています。
詳しくはメールにてお問い合わせください⇒メールアドレスはこちら(メール画面に遷移します）
まだまだブログ書いています(^^)
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