きちんとしているお店とはどういうお店か

お店のことを形容する言葉としてよく使っていて、でも実はそれがお店の謳い文句に果たしてなっているのだろうかという疑問を持ちながら使い続けている言葉があります。

それは「きちんとしている」という言葉です。

 

私はお店で出している殆どのものを手作りしていて、そのことを「丁寧に」「きちんとしている」とか「ちゃんと作っている」と言葉で表すことが多いんですけれども、そう言いながら自分のやってることは本当にきちんとしているのか、そもそも「きちんとしているということはどういうことなのか」と考える時があります。

手作りには手作りの、 既製品には既製品の良さがあって、手作りが既製品に100%勝ってるということもないと思うし、既製品を使っていたらきちんとしていないということでもないですよね(そんなことを言っていたら飲食業はほとんどきちんとしていないに入るかもしれません(笑)。

また、ある人にとっては十分きちんとでも、違う人にとったらきちんとしてるうちに入らないっていうこともありますね。

どんなに私が頑張ったところで、和食とかフレンチの方の手のかけ方には遠く及ばないし、そういう料理人の方から見たカフェのメニューなんて全然きちんとしてないってことにもなるかもしれない。

そう考えると、「きちんと」しているっていうのは意外と「アバウト」なのかな感じる時があります。 

 

きちんとしているというのは手作りかどうか、丁寧かどうか、手をかけているかどうかということではなくて、誰が見ていても見ていなくても自分が決めたことを毎日同じようにできるということなのかなと考えるようになりました。

「きちんとしている」は簡単に使える褒め言葉かもしれないけど、その簡単な褒め言葉に頼るのではなく、もっと違った言葉で自分のお店のいいところを説明できること、自分のお店にピッタリの謳い文句を見つけることが自分のお店に共感してお店に来ていただけるお客様を1人でも増やせるツールに繋がって行くはずです。

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