コーヒーでもケーキでもそうですが、「拘っています」「拘りの何とか」にはプラスのイメージがないですか?
一方、「固執している」と言うと少しマイナスのイメージがありませんか?
その違いは何だと思いますか?
私は拘るということと固執するということには、さほど差はないような気がしています。
なのにイメージが違うのはどういうことなのかと考えたことがあって、出した答えがいくつかあります。
目次
誰のためになっているか
一つは、拘りはお客様のためになっていて固執はお客様のためになっていないということです。
例えば拘りのコーヒーと謳っていても、それがお客様に伝わって「あー拘ってるんだな」と感じていただければそれは拘りですが、「う〜ん、拘ってるんだろうけどな…」となったらそれは固執になるのかなと考えています。
大事な人のため、重要なタイミングで捨てられるか
2つ目は、拘りは誰かの為にだったら捨てられるけど、固執は捨てられない。
「捨てるこだわり残す拘り」というお題でだいぶ前にお話ししたことがありますが、大切な人のためだったら捨てられるものがこだわりで、誰のためであっても捨てられないのか固執。
相手によってプラスだと思って行動したことが実はマイナスだったことはよくあります、もちろん逆も然り。
伝える相手・届ける相手を間違うと拘りが固執に変わるということですね。
拘りを捨てたくないからこそ
何かを始めようと思ってる方、そして実際に始めたばかりの方は、必ず何かこだわりがあってそれを始めてると思いますが、その拘りが果たしてお相手の方のためになっているかどうかっていうのを常に考える必要があると思います。
その拘りが自分だけの趣味の範疇だったらいくらでも拘ればいいと思うし、それは固執にはなり得ないだろうけど、それをビジネスとしてやるのであれば、伝えたい相手に伝えられているのか、そのために分かりやすい表現を使っているのか、そもそもそれをこだわりと捉えてくださる同じ感性を持ってる方にお客様として利用していただいているのかを考えることが必要です。
大切な人の為に捨てられるのが拘りなんて、お店のお客様のために持っているものを捨てられるなんて、結局は拘ってないのでは?意見もあるかとは思いますが、それはビジネス=お店を守ると言う「大きな拘り」に基づいてされている。
でもできればせっかく自分の中にある大切なモノだから捨てたくないですよね。
捨てたくないからこそ、それが伝わる相手をきちんと選ぶということがとても大事で必要。
私もそういう気持ちで日々のお店作りを進めて行きます。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
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