飲食店なら一度は「行列」を作ってみたいと思うのでしょうか。
行列は繁盛しているお店の証って感じがします。
「行列している」とか「予約が取れない」を目指して頑張っている人もたくさんいると思います。
目次
望んでいた行列ができたら意外な気持ちになった
私のお店も何度か行列を作ったことがあります。
市内上げて取り組むイベントで他府県からもお客様が集まる大きいイベントでした。
開店直後から20人以上の方が列を作りました。
でも私は、炎天下で待っているお客様を思うと気が競ってしようがありませんでした。
行列ができていると知っているのに、食事が終わってもなかなかお会計をされないお客様にイライラしたり、「あとどれくらいかかりますか?」と聞かれても答えられない自分に嫌気がさしたり、そもそも列を整理する余裕がなく、近隣の方からクレームの電話をいただいたり。
行列作っていただいて嬉しいことなんて一つもありませんでした。
きっと待たれているお客様は納得して待っているのだから、そこまでナーバスに気にする必要もないのかもしれませんが、私には合っていないと感じました。
行列には理由がある
数日後、普段来店されているお客さまに、そのイベントに参加したかとお聞きすると、ほとんどの方が
「あれは列作るから行かない」
「少々高くても待たない違うお店に行く」」とおっしゃいました。
私の中で長年考えている「かき氷問題」も,多くの常連様が「暑い中並んでまでかき氷は食べない」とおっしゃいました。
お客様が行列を作るとき、理由があります。
「安いから」「美味しそうだから」「行ってみたかったから」。
行列を作る店に行ったという事実で満足するお客様もいます。
カップルだったら一緒に待つ行為だって楽しいはず。
行列のできるお店が成功しているとは限らない
行列のできる店を作りたいと思う人は、そうできるようにしたらいいと思います。
私は不慣れでしたが、慣れれば列を捌くことは簡単だろうし、そのためのスタッフを雇ってやったらいいと思います。
でも私は自分のやりたいお店が望むお客様で満たされて、ちょうど列を作らずに入れ替わって行くのが、自分にとっての成功だと思っています。
それ以上もそれ以下も道半ばです。
まだまだブログ書いています(^^)
「ココナラ」でカフェ開業や経営についてのお悩み聞いています。
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