「やっぱり道具とかちゃんとしないと美味しいのは淹れないですよねー」
カウンターでサイフォンを前にして
お客様がよく仰る言葉です。
ネットで検索するととても多くの
「美味しいコーヒーの淹れ方」出てきます。
拘ればこだわるほど深いコーヒーの世界ですが、
忙しい朝にはそこまではちょっとという方もいるかも。
なので「これだけは」というコツ
3つだけご紹介します。
これがまだのかたは
それだけでもグッと朝のコーヒーが変わりますよ😃
1.ポットにはたくさんお湯を入れて、お湯が注ぎ口からまっすぐ落ちるようにする。
コーヒーの好きな方なら口の細いドリップポットはあると思いますが、
1杯だからと少な目にお湯入れてませんか?
コーヒーはなるべく負荷をかけないで淹れるのがいいと言われています。
そのためにポットには多目にお湯を入れて少しだけ傾けてまっすぐに細く落としていきます。
こんな感じ
ドリップポットないときは細い口の急須も使えます。
「急須カッター」という注ぎもれを防止する細い金具(ホームセンターとかにも売ってます)を使うといいようです。
私の知ってるマスターはドリップポットに急須カッターを取り付けて、極細で抽出されますよ😊
2.沸騰したお湯をすぐ使わない
美味しいコーヒーを淹れるお湯の温度は92度くらいと言われています。
沸騰したお湯をポットにいれた瞬間はもっと熱いです。
20秒くらい深呼吸してお湯の温度を少し下げるといいと思います。
よく「酸味がイヤ」という言葉を聞きますが、酸味には2種類あって、これはイヤな酸味。えぐみや雑味ともとらえられます。
良い酸味はコーヒーの味を深くしますよ。
全く酸味のないコーヒー、なんかフ抜けた味です。料理だと「塩足らない」って感じでしょうか。
ちなみに私はこの仕事を始める前、家で練習してたときは
88℃でいれたものが一番好きでした。
ポットにお湯をいれてから
何回深呼吸するかで好みの味を見つけるのもいいですよね。
3.ドリップは1円玉
「の」の字を書くのがいいと云われてますが、
どのくらいの大きさの「の」を書いていますか?
「の」の字を大きくしていってドリッパーの際まで行っていませんか?
実はお湯はまっすぐには落ちず、ドリッパーの側面を通って落ちていきます。
なのでなるべくドリッパーにくっついたコーヒーの壁を壊さずに長い時間お湯とコーヒーが触れてる方がいいんです。
コーヒーのコクはゆっくりと抽出されるので、
真ん中に一円玉くらいの「の」の字をゆっくり書いてくださいね。
明日の朝は
今と同じコーヒー豆で
今と同じ量を使って
一度トライしてみてください🎵
あなたのコーヒータイムが変わりますよ😃
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