この週末、お店でイベントをしました。
お店の前にテーブルを出して、シフォンケーキの試食販売会をしました。
普段は2~3種類しか置いていないシフォンケーキを8種類並べて、テイクアウトのコーヒーや自家製ドレッシング等も販売しました。
こういったイベントは、これまでも何度もやりましたが、今回大きく違ったことは
「店内営業をお休みして自分で売る」
ということでした。
一日過ごしてみて感じたこと、ご紹介していきたいと思います。
1.店の外の人の流れが分かった
この日は土曜日で祝日、付近の小学校では音楽会などの行事が行われていたこともあり、午前中の人通りはまばらでした。
お休みの日はゆっくり起きてまず家のことを済まし、それから外出される方も多いのだと思います。
駅からよりも駅方面へ行く方が多く、ご友人へのお土産にする方以外のお買い上げはありませんでした。
12時から2時くらいまで人通りはまばらで、午後3時くらいから駅からの戻りの人の流れがあり、足を止めてくださる方も多かったです。
普段は店内にいて、外は見ているようで見てなかったかなと感じました。
2.天気の影響を実感した
この日は10月下旬並みの陽気で暑いくらい、日の当たる店頭での販売は商品にとても気をつかいました。タオルをかけたりして直射日光が当たらないようにしたり商品の位置を変えながら販売しました。
抹茶系のケーキは色が変わったりしました。
包んでるケーキが汗をかいたり。
太陽の動きも分かって、日除け対策の必要性も感じました。
3.段取りの重要性を再認識した
前日に食品表示用のシールを印刷しようとしたらインク切れになったり、POP作りが間に合わなかったりとバタバタしました。
イベントの2日前から閉店時間を早めていたのですか、通常の仕込みに追加して作業があったので、時間も足りませんでした。
誰かがそばにいればフォローもお願いできますが、ひとりでやる場合は、できることはもっと早めにすます、当日のシュミレーションを何度もやる等の段取りを組むことの重要性を再認識しました。
4.当日の売上より大切なことを意識した
イベントなので用意したものは完売する、その他に売り上げを補足する商品を用意することも大切ですが、せっかく店の外に出ているので通りがかりの方とのコミュニケーションもとても大切だと思いました。お店のことも、お店で売っている商品のことも、近くに住んでいるのに知られていないことを痛感しました。
まとめ
販売だけなら誰かにお願いすれば、人件費を差し引いても利益が残るので、店内の営業と並行して行えば売り上げアップにもつながりますが、自分で売ってみなければ分からないことがたくさんありました。
店前イベントは売上アップというよりお店の認知活動の一環と捉えることができると思います。
カフェでイベントを企画する際のヒントになればと思います。
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